皆さんこんにちは。最近、転職して今までとは全く違う分野の仕事に就いた岸川です。
仕事に就いてすぐ雪が降ったりして大変でしたが、未知の分野に日々向き合い、新鮮な毎日を送っています。資格も取ったりしなくてはいけないので、勉強も頑張ります。
さて、今日お話ししたいのはYOU+MORE!×フェリシモミュージアム部が出している日本近現代文学イメージティーについてです。第一弾が出てから結構経っていますが、これ、楽しいし美味しいし、いいですね。
第一弾
第二弾
江戸川乱歩著『孤島の鬼』× 宝石より魅力的なチョコレートの紅茶
第三弾
八木重吉著『貧しき信徒』× 耐えかねるほど美しい秋のお茶
夢野久作著『瓶詰地獄』× 天国のような島に実る果物の紅茶
日本文学だけでなく、シャーロック・ホームズの物語のイメージティーも出ています。
今年に入ってからアンデルセン童話のイメージティーも出たみたいですね。
(2025年3月現在、近現代文学イメージティーは全3シリーズともLINEギフトでも取り扱いがあります。そちらでは定期便ではなく、お茶の種類を指定して買うことが可能です。欲しい作品のを指定して買えるのいいですよね。)
私は自分で買ったのと頂き物とで、夏目漱石『虞美人草』と宮沢賢治『銀河鉄道の夜』、江戸川乱歩『孤島の鬼』を入手しました。特に『虞美人草』のアイスクリームが香る紅茶が、とても優雅な香りがして(紅茶に馴染む感じのバニラの香りで甘ったるくはありません)一番気に入っています。
ところで私が今現在、これらのイメージティーに取り上げられている12作品で読んだことがあるのって『蜘蛛の糸』と『銀河鉄道の夜』と『山月記』と『舞姫』の4作品だけなんですよね、恥ずかしながら…。夏目漱石が好きと言っているのに『虞美人草』は読んだことがない…読まなくては!
(実を言うと夏目漱石は小説よりも本人が考えていたことが直にわかる講演集とか日記とか紀行文とか論文の方が好きでして、小説は網羅できていなかったりします。今からでも読まなければ。)
そこで先日から江戸川乱歩の『孤島の鬼』は読み始めました。BLっぽい要素がある話ですね。イメージティーを飲みながら読んで優雅な気分に浸ろうと思います。
2025.3.23追記:『孤島の鬼』を読み終わりました!読み終わって、ネットで検索すると「孤島の鬼 最後の二行」と出てくる理由がわかりました。紅茶のモチーフとなっているチョコレートも、パッケージ裏面に抜粋されている文章も三分の一くらいまで読み進んだあたりで登場します。長編小説ですが結構あっさり読めてしまいました。後世のいろいろな作家に影響を与えていることを感じさせる作品でした。
同性愛の描写に関しては、拒絶する割に好かれてること自体には自尊心をくすぐられたり都合の良い時だけすがったりする蓑浦も蓑浦だなあと
2022年に秋葉原和堂でコラボカフェが開催された時は、訪れて漱石先生のコラボスイーツをいただいたりしました。一度しか行ったことがありませんでしたが、店内の雰囲気も元々のメニューも素敵だったので、閉店してしまってとても残念です。
▼コラボの際のフェリシモの記事
文学作品をモチーフにしたカフェといえば、駒場の近代文学館内にあるBUNDAN Coffee & Beerでも文豪モチーフのものを飲んだり食べたりできますね。
読むだけでなく、違う形でも本の世界を追体験できるのって楽しいですよね。十二分に楽しむためにももっと沢山の作品を読まなくては…しかし、こういった体験をきっかけに新しく本を読んでみるのもいいかもしれませんね。イメージティーや文豪モチーフカフェ、文学好きなお友達への贈り物や遊びに行く場所としていかがでしょうか。
他にもこんなグッズが販売されているんですね。『夢十夜』の時計とか出てたのか。私はこの中だと他に谷崎潤一郎ソックスを持っています。いろいろ紹介したけどただの文学好きでフェリシモの回し者じゃないです笑
個人的には夏目漱石のコラボものが世にもっと増えたら嬉しいなあ…読んでない小説多いんですけどね苦笑
漱石先生のスポットと言えばここですね。以前訪れて記念に付箋とかトートバッグとかを買いました。
その昔、明治村にある森鴎外や夏目漱石が住んでいた家も見に行ったりしました。
あとは松山で坊っちゃん団子を食べればいいのか(?)
他にもゆかりの地を巡ってみたいですね、修善寺温泉とか。それでは、また!
最近描いた絵の中では近現代文学っぽいかな、と思って貼ってみました。